REIWAに「弥栄!」

    平成の30年間、サラリーマンとして仕事に生きてきました。 REIWAに入って生き様を見直しながら日々、雑感したことを書き連ねます。

「老人のウソ」 〜100年人生を生きる心構え〜

人生100年時代という言葉が世に出始めていますが、

厚生労働省人生100年時代構想会議

を開始して討議を進めてきた結果、昨年6月に「人作り革命基本構想」として報告を出しています。

 

www.mhlw.go.jp

 

報告を見て驚きました。

その内容が、

・幼児教育の無償化

・高等教育の無償化

・大学改革

  ・・・・

なんでこれが人生100年に向けた対応なのでしょうか?

 

最後の章にあるのは

「65歳以上の雇用」

なのですが、

年金支給開始を80歳あたりまで引き上げるつもりなのでしょうか・・・

絶望的な気持ちになりましたが、

 

武田邦彦先生がお書きになった

科学者が解く「老人」のウソ

という本の内容の方が、この報告と比較して

100年人生を前向きに生きるヒント

が満載されているような気がします。 

科学者が解く 「老人」のウソ

科学者が解く 「老人」のウソ

 

 

本書のざっくりしたストーリーですが、

 

まず、人生を前半と後半の50歳で2つのステージに分けています。

 

第一の人生(50歳まで)は、

生物として生きる価値がある生き方をすれば良い。

例えば、

子孫繁栄に貢献する

仕事を極める

ことに多くの時間を費やす人生

 

第二の人生(50歳以降)は、

生物として生きる価値がないものの、(元気な人はまだまだ価値ありですよ!)

「健康でハツラツとして動くことができる」ことを心がけ、

「自分の目標」を明確にする

ことが大切で、

その目標とは「仲間と社会に貢献する」ことであると・・・

 

つまり、第二の人生は自分一人の人生だけではなく

先輩・先祖・自分・子供のことについて考えながら

第二の人生を生きる準備をして、

「今日1日を希望」として今を生きることだと。

 

本書では、こうした第二の人生をハツラツと過ごしていくために、

一般に言われているウソを様々な視点から論破されています。

 

その視点とは、

 

老後のウソ

寿命のウソ

老化のウソ

病のウソ

定年のウソ

について科学者としての観点でバッサリとコメントされていています

 

みなさんの中で、

「近々に定年を迎えて雇用延長するか否か?」

「50歳をすぎてこれからの老後をどのように生きていこうか」

と考えておられる方は、この本を必読ですよ。

 

私は、60歳をいわゆる第2に人生を位置づけて、

今日一日を希望とする生き方の準備に入っていきたいと思っています

なんせ75歳の大先輩がお書きになった本ですからね

 

第二の人生に

弥栄