神社巡り
ちょっと用事があって長野県松本に行ってきました。 松本駅から徒歩で15分ほどのところにある松本城。 平日の夕方だったこともあり、観光客が少なくゆっくりと見ることができましたが、天守閣の上まで登るのはなかなか大変でした。 外人の老夫婦が「ヒイヒ…
すいません。 だいぶ間が空いてしましました。 今日は香取神宮です。 出雲の国譲りの神話では、香取の御祭神 経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、出雲の国譲りの神話に出てくる神様です。 ・・・ はるか昔、高天原を治めていた天照大神は、葦原中国は自分…
鹿島神宮の由緒には、 神代の昔、天照大神の命を受けた武甕槌(たけみかづち)大神は香取の経津主(ふつぬし)大神と共に出雲国へ向かわれ、国譲りを成就し皇孫の国たるべき日本の建国に挺身された。とりわけ東国における神功は大きく、関東開拓の礎は遠く大…
東国三社巡りですが、先ずは息栖神社です。 ここは元々は別の場所にあったところから移転されたとのことで、先ずは息栖神社跡へ。 すでに神社は取り壊されていて石碑が立っている横に息栖神社跡の説明書があるだけです。 元息栖神社跡 (息栖神社跡) 元息栖…
前回の息栖神社の趣意書にありましたが、息栖神社に関係の深い於岐都説(おきつせ)神社にも行きました。 於岐都説神社 この於岐都説神社の本殿ですが、息栖神社に元々あった御神体が、天の鳥船を主祭神として祀る際に放り出されたものを、そのまま移動して…
今回は洲崎・洲宮神社のセットでアップしたいと思います。 まず、洲崎神社。 洲崎神社は、東京湾の出入口を見下ろす場所であることから、古来、漁師にとっての漁業神、船乗りにとっての航海神でした。 祭神は天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)といい、…
今日は房総半島南端にある安房神社です。 由緒書には、 天太玉命を主祭神に天比理咩命を配祀として奉斎し、摂社下の宮には天富命を祀る。 本社の祭神天太玉命は中臣祖神天児屋根命と相並んで天照皇太大神の側近に奉仕し祭祀を司どられた重要な神に座します。…
御由緒には、 主祭神に天富命(あまのとみのみこと)を祀り、後に素戔嗚尊・金山彦を合祀し、安房神社の前殿(下社)となる。 御祭神天富命は、5世紀、神武天皇の勅命を奉じて沃土を東方に求むべく天太玉命の御霊と四国の忌部氏を率いて紀伊半島・伊豆半島…
今までは北陸神社シリーズでしたが、今回は京都です。 泉涌寺 (せんにゅうじ)は、京都市東山区泉涌寺山内町にある真言宗泉涌寺派の総本山の寺院。山号は東山(とうざん)または泉山(せんざん)。皇室の菩提寺(皇室香華院)として御寺(みてら)と呼ばれ…
安宅(あたか)住吉神社、御祭神はもちろん住吉三神です。 この神社にゆかりの物語は、源義経と武蔵坊弁慶主従の「勧進帳」。 奥州平泉へと逃れ行く義経と弁慶一行と、道中で捕らえようと「安宅の関」で待ち受ける関守・富樫左衛門との間で繰り広げられる物…
今日は、出須流岐比古神社(イズルギヒコ)の下宮といわれていた天日陰比咩神社の話です。 天日陰比咩神社 由緒には、 祭神 矢船久久能智命(ヤフネククノチノミコト) 草木や建造物の守護神 大己貴命 応神天皇 当社は人皇10代崇神天皇の御宇御鎮座の官幣…
伊須留岐比古神社 この神社は、七尾市南方にそびえる石動山(せきどうさん、いするぎやま、標高565m)山頂付近に鎮座しております。石動山縁起によれば、星が流れ落ちて三石となり、その一つ、「動字石」がこの山に落ちて以来、石動山と称するようになったと…
今日は1400年の歴史を誇る加賀国二ノ宮の菅生石部神社です。 社伝によれば、用命天皇元年(585年)、この地で疾病が流行したとき、宮中で祀られていた菅生石部神が勧請されたのに始まるといわれており、「斎藤」姓発祥の地であり、氏神として知られています…
今日は若狭一ノ宮のお話です。 場所は小浜市で一時、オバマ米大統領を呼ぼうということで盛り上がっていたことがあったように記憶しています。 確かに小浜のホテルには、お土産にオバマ饅頭がありました。(買わなかったけど) 話を戻して、小浜市の遠敷とい…
神社史によると、・・・・・・ 和銅年間(708~714)に筑紫国宗像大神(つくしのくに むなかたの おおかみ)(現在の福岡県の宗像神社)の工女が山代へ来て、機織や裁縫の技術を伝え、機織の神の天羽鎚雄神(あめのはづちをのかみ)を祀(まつ)るとある。元…
養老元年(717)泰澄によって白山が禅定され、那谷寺も開創されました。巨大で幽玄な岩が多く残る土地にお堂を建立し、本尊・十一面千手観世音菩薩を安置したため、当時の名は「岩谷寺」と呼ばれていました。 後に花山皇王が御幸された際、洞窟内の本尊を…
今日は曹洞宗第一道場の永平寺です。 ここは、平泉寺が栄えていた頃、政治の中心としての役割があったそうです。 つまり、 平泉寺は都の中心としてたくさんの人々が生活する拠点として繁栄していて、永平寺は政治の中心として別々に機能していたいたようです…
今回立ち寄った博物館で「白山平泉寺」(吉川弘文館)という本を手に入れましたが、その内容を一部抜粋します。 福井、石川、岐阜の3県にまたがる秀麗な白山は、一年の大半が深い雪に覆われます。麓から仰ぎ見ることができる純白の山容からは、人々を簡単に…
今日は平泉寺です。 説明書には、 福井・石川・岐阜の三県にまたがる白山は、富士山や立山と共に古くから信仰の山とされてきました。 「越の大徳」と言われた泰澄大師は、養老元年(717)、この地の『林泉』(御手洗池)で信託を得て白山を開き、平泉寺を…
今日は越前一ノ宮の気比神宮です。 流石に一宮ということもあって立派な鳥居です! 気比神宮の鳥居 ご祭神はイザサワケ(気比大神)、仲哀天皇、神功天皇、日本武命、慶神天皇、玉姫命、武内宿禰となっています。 由緒には、 主祭神気比大神は、神代からこの…
この神社は磐座と書かれているように立派な磐座があります。 飯部磐座神社の鳥居 磐座信仰は神武天皇よりも昔の縄文時代の信仰の中心であったのではないか(要するにこの神社ができたのが神武天皇より前の時代)と思います。 由緒には・・・ 古代より神霊が…
今日は、福井にある賀茂下上神社のお話しです。 賀茂下上大明神 福井の神社の鳥居は、土台がしっかりしている神社(海の中に建てられている様な・・・)が多いですね。 実は、この賀茂下上大明神ですが、京都にある上賀茂・下賀茂神社の発祥の地であるそうで…
国技館・・・最近では長く横綱を勤めた白鵬、お疲れ様でした。 今日は国技館ではなく「旧国技館」の話です。 まずは、両国駅の近くの地図からです。 両国あたりの地図 JR両国駅の西口を出ると両国国技館と江戸東京博物館がありますが、その反対側の東口を出…
9月23日は伊奘諾神宮にて神楽の奉納に行ってまいりました。 ところで「神社」と「神宮」の違いってわかりますか? 神社は、日本古来の神をまつる一般的な施設のことですが、そこで祀られている神様のことを、「祭神」と言います。 この祭神が皇室の祖先で…
和歌山神社巡りも第五回目と書きましたが・・・ 今日の玉置神社は、奈良県で一番大きい十津川村にあるので 和歌山神社巡りではありません・・・・ 許してください。 ごめんなさい 玉置というと 玉置浩二・・・ www.youtube.com 全く関係ありません・・・ ご…
今日は皆瀬神社。 龍神温泉の近くにひっそりとある神社です。 とても空気の良い場所(美人の湯の近くにあるからかな?)にある神社と感じました。 歴史を辿ると 足利の時代、永禄2年(1458年)に龍神氏10代当主龍神正直が勧請し、文明年間(1469年-1486年)…
今日は、神倉神社です。 御祭神は高倉下と天照大神 御由緒には 熊野権現として有名な熊野速玉神社の摂社である。 熊野三山(速玉・那智・本宮)の主神降臨の霊地、熊野信仰の根本とも申すべき霊所である。 御祭神高倉下命は、建国の功臣、熊野三党(宇井・鈴…
今回は熊野三山の一つ熊野那智飛龍神社です。 この神社は熊野三山の熊野那智大社の近くにあります。 ちなみに、熊野三山の「三山」というのは大社という意味ですね。 こうして見ると熊野本宮大社って吉野、高野山、伊勢神宮につながった道があることがわかり…
先月、いくつか和歌山の神社を回りましたのでボチボチと紹介していきます まずは、淡嶋神社。 和歌山といっても大阪府に近い海岸沿いの神社です。 この淡嶋神社、本殿に行って驚かされるのは・・・ 雛人形、それも女雛がズラッと勢揃いしています。 本殿の中…
2020年の年末から工事に入っていて、お参りすることができなかった「将門の首塚」がリニューアルされました。 過去の将門の首塚についてはブログに書きましたが、その後、毎年秋には神田明神にて神楽で鈴舞を奉納させていただくようになったこともご縁で何度…