今回は毒々しい題名ですが、私のブログのアドレスにあるsyuzokuは、実はお分かりの方も多いかと思いますが「酒族」をもじったものですので、今回の題名にあるような種族の意味ではありません。
種族主義とは、自分たちと異なる考えを持つ他人を拒絶し、攻撃する主義のことを指します。 ということは、韓国国民全てのことを指しているものではありませんので、お間違えなく。
さて、反日種族主義という本は、最近韓国で大好評人気絶頂中のベストセラーの日本語版の題名なのですが、この本のプロローグが強烈です。
なんとプロローグの題名が・・・
「嘘の国」です。
国民、政治、学問、裁判・・・と韓国における嘘つきの実例を挙げています。
その中で一番驚いたのは、セウォル号事件に関わる話なのですが、事故後の対応が悪く、前大統領のパク・クネ氏は投獄されることとなったのはご存知かと思います。
驚くことに事故から5年が経過したにもかかわらず、未だに首都ソウルにはセゥオル号を追悼するための黄色いテントが張られていて、「なぜ救わなかったのか?」というプラカードが立てられているそうです。
著者は「その近くを歩く市民は、誰もその嘘のテントに抗議することなく、見て見ぬ振りをし、息を殺してその横を通り過ぎてゆきます。」と描写したのち、
その姿を「この国の首都のどまん中でゾンビたちが日々、行列している」と一刀両断しています。
こんなのがゾロゾロですかね?
「なるほど」と思う前に、今の日本も似たようなところがあるのではないかと考えさせられてしまいました。
あと歴史教育がかなり歪められていること、ちょっと振り返って考えてみるとおかしいと気づきそうな内容ですが、権力者が勝手に歴史を捏造して、それを正当な歴史として国民に教えることで、反日教育を推し進めている状況を詳細に述べています。
最近、韓国は反日の度を超えている報道が多く、対抗して反韓を唱える日本人が増えているように思いますが、
本当におかしいのはありもしない歴史をさも事実のように教科書に記載して韓国の子供たちを教育している状況を改めるように声を上げて行くことの方が大切ではないかと思います。
(日本も同じ状況でしょうね。)
この歴史歪曲について、特に笑ってしまったのは、「鉄杭神話の真実」という話です。
詳細は本書を読んでいただくのがよろしいかと思いますが、「韓国の歴史って住民の多数決で決まるんだ・・・」という典型的な事例です。
こんな内容を読むと慰安婦問題も誇張されたお話に感じられるのですが、この点についても切り込んでいます。
最近、ニュースを賑わせている韓国ですが、この本を読んで隣の国の歴史的な背景、国民性、教育のあり方について知って行くことも大切ではないでしょうか?
あと、批判ばかりではなく今の日本も同じような方向に誘導されていないだろうか?
と振り返るチャンスを与えられているが今なのかもしれませんね。
弥栄