(サバイバル研修(5)からの続きです。)
ブヨに噛まれて熱が出ることを想定していなかったこともあり驚きましたが、
この日から、最近のコロナ騒動にあっても一度も体温を測っていなかった自分が、こんなに1日何回も体温計のお世話になるとは想像していませんでした・・・
夕方には一旦、落ち着いていましたが、夜になると37.5度ほどまで熱が上がり、ひたすら発汗して体内の白血球の力を高めて解熱するように体調の回復に努めました。
(この日は五回ほど着替えたので、あまり眠れた記憶がありません。)
その甲斐あって翌日には平熱に戻り、テレワークにて1日の業務を完了。
夕方になると、再び体温が37.5度ほどまで上がり、少し食事をとって、ブヨ対策用の薬を飲み、再び寝汗をかきながら寝るという生活が2−3日間続きました。
仕事というものは面白いもので、体調不良の時に限って
突発性の問題が夕方になって発生したり、
会議では部下と意見の食い違いから議論が白熱したり・・・
できれば温存しておきたい体力が削られていくものですね。
布団の中で、携帯を見ているとなんと・・・
私が先週、参加していた研修のメンバーの一人がPCR検査陽性だったとの情報が入ってきました・・・
「えっ?まさか私も・・・」
と頭をよぎりますが、
「今更、PCR検査もないよなぁ。」
「テレビで言っているほど発熱していないし。」
とはいえ、
「万が一、家族が罹患すると申し訳ないし・・・」
と思い悩んだ末・・・
別途、コロナの症状で自宅療養して復活した知り合いにコンタクトして当時の状況を確認すると・・・
「多分、デルタでしょう。」との答え。
私が研修に行った時期の少し前にPCR陽性者が何人か発生していたようです。
「マジか・・・」
こうした状態を受け入れつつ多少、熱でボーっとした頭で考えた末に出した答えは
「自主避難」
でした。
だってPCR検査を受けて万が一、陽性が判明した場合の公的機関の対応は↓のようであると多くの経験者から聞かされていたからです。
まとめてみると、
・発熱してから10日間はホテルの部屋に拘束
・薬は与えられない
⇨根性で治せということ?
・洗濯はできない
⇨汗まみれの下着を何回も着ろということ?
・食事は肉中心のコッテリした弁当が3食与えられる
⇨食欲なくて食べられないのに加えて、必要なのはビタミンでしょ!
・着替え等は知り合い・家族に頼んで持ってきてもらうのはOK
⇨独り者はどうするのさ!
とのようです。
したがって、こうした情報が私を自主避難という対応を決定させた大きな理由でした。
ご参考までに↓の情報も見てみてください。
そこで、自身の発熱が確認された日から計算して、10日間を「自主避難期間」として設定、ある日、仕事が終わった後に荷物をまとめて移動を開始、自主避難生活の開始です。
最近、散歩がマイブームになっていてほとんど車に乗ることがなかったのですが、今回の件では、車のありがたみを実感しました。
(次回に続く)