今日は、福井にある賀茂下上神社のお話しです。
福井の神社の鳥居は、土台がしっかりしている神社(海の中に建てられている様な・・・)が多いですね。
実は、この賀茂下上大明神ですが、京都にある上賀茂・下賀茂神社の発祥の地であるそうです。
しかも、「呪」の発祥でもあるとのこと。
「呪」と聞くと何か「呪い(のろい)」のイメージがあって怖い感じがしますが、
例えば、私が子供の頃に見た時代劇でのお百度参りを思い出してみましょう。
私のイメージするお百度参りとは・・・
まさに我が子に対して「呪」をかけている姿ではないかと感じています。
・・・・・・
病気の子供がいて、なんとか直してあげたいけど医者に行くお金がなくて神社の御百度参りをしている母親・・・
子供のころTV(時代劇)でみたような記憶がありますが、いかがでしょうか?
つまり、お百度参りもある意味で呪術をかけるということなのです。
もう少し突っ込んで考えてみると、
個人では弱い「呪」の力を、お百度参りでは、その「呪」の力を何度もかけることで、威力を2倍に、3倍に(ひょっとしたら4倍??)、6倍に(もしかして8倍???)・・・
としていくことで、より思いが実現するように行動するという行為ではないでしょうか。
最近、はやり(もうトレンドは過ぎたかな?)のPCR検査も、この行為を40回(特に日本での検査は特に回数が多いそうですが)繰り返して、「陽性になれ!」と願いを込めて(?)検査結果を出すそうですね・・・
ちなみに40回の検査を繰り返して検査すると、
Yahoo! 知恵袋によると
2の 40乗 = 1 099 511 627 776
とのことで、ほぼ一兆倍になるようです・・・
百倍になったらと思うと・・・
計算してみてください。
なんとなくここまで回数をこなすと思いも実現しそうですね。
私の貯金もこれぐらい増えて欲しいなぁと思う今日この頃です。
話が呪になってしまいましたが、
ついでに、最も身近にある呪は何かわかりますか?
それは・・・
名前です。
だって、道を歩いていて、後ろからご自分の名前を呼ばれたら振り返りますよね?
呪は意外と身近にあるもので、生まれた時に周りからかけられているものなのです。
さて、話を賀茂下上大明神に戻しますと、ここは陰陽師との繋がりが深く、秘伝守札が152種類あります!
お困りごとがある方は、お百度参りをするのもありですがここで願いが成就するお守りを買うのも良いかもしれませんね。
それくらい霊力のあるパワースポットであると思います。
ちなみにこの神社・・・
京都の上賀茂神社・下鴨神社よりも古いとすると、一体いつから始まったのでしょうか?
弥栄