先日、Japan-US-Innovation Summitという会議に参加しました。
何に興味がある人たちが集まっていたかというと「増税反対」、「将来は税金をどんどん減税すべき」で、それが日本の復活の重要なポイントであると考える人たちが、議論をする会合です。
その中で米国の共和党の全米税制改革協議会の議長をお呼びして米国と日本の税制について話し合う討論会がありましたが、その中で米国の成り立ちについて面白い話がありました。
そもそも、アメリカが独立したのはイギリスがフランスと戦って戦費を使いすぎたため植民地のアメリカに対して税金を1%から3%に上げようとしたことに反発して戦争開始(ボストン茶会事件)、最終的に独立を勝ち取ったことを考えると、「そもそも論としてアメリカで税金を上げることはタブーである国柄のはずである。」と今回、討論会に参加いただいたノーキスト氏 は断言していました。
こうしたアメリカの減税に関する情報ってあまり日本に入ってこないように感じるのですが如何でしょうか?
最近消費税を15%にあげるべきだというIMFの方が来日しておっしゃっていましたが、どうも財務省からIMFに出向している官僚の方が彼女にレクチャーしたという話がありますね。
そろそろ日本国民も当時の米国のように「こんなに税金上げるなら独立するぞ!」なんて怒りのデモでも始めないと変わらないのかなと思う今日この頃です。
こんなことを書きながら、今日も酒税に消費税を支払って一杯いきたいと思います。
弥栄