鹿島神宮の由緒には、
神代の昔、天照大神の命を受けた武甕槌(たけみかづち)大神は香取の経津主(ふつぬし)大神と共に出雲国へ向かわれ、国譲りを成就し皇孫の国たるべき日本の建国に挺身された。とりわけ東国における神功は大きく、関東開拓の礎は遠く大神に遡る。
初代・神武天皇は、その御東征なかばにおいて思わぬ窮地に陥れられたが、大神の「ふつ霊の剣」の神威により救われた。
皇紀元年、紀元前660年の頃といわれる。
以降、皇室を始め藤原氏等の崇敬も篤く、中世・近世には源頼朝、徳川将軍等の祈願や寄進が寄せられた。
そして江戸時代には利根川から江戸を結ぶ水運が開かれると東国三社まいり(鹿島・香取・息栖)が流行、庶民にも鹿島信仰は広まり、現在に至るまで東国最大最古の神社として朝野の崇敬を集めている。
地図にあるように面白いのは本殿は大鳥居から入って右に折れた所にあるのですが、何故か本殿の後ろに御神木があります・・・ 珍しい。
ちなみにタケミカズチとタケイカズチは全然違う神を指しているそうです。
武甕槌(タケイカズチ)は女性神で、タケイカズチは男性神(国譲りの際に刀に座っていた神ですね。)とのこと・・・
しかも、コンコンと水が湧き出している御手洗池が奥宮よりも奥にあるのも面白いですね。
ということから考えると、家康が天下をとった後、鹿島神宮の本殿を建てる前までは、御手洗池が御神体であったと考えるとしっくりきますね。
御手洗池の水源が写真の鳥居の奥にあります。
この辺りはとても空気のよい場所で、しばらくいたくなるような所です。
さて、もう一つ。
ちなみに、御手洗池の近くの売店で買ったお酒がこれです!
この「鹿島立ち」ですが、鹿島神宮でしか販売していないそうです・・・ と言われて買ってしまいました。
弥栄