REIWAに「弥栄!」

    平成の30年間、サラリーマンとして仕事に生きてきました。 REIWAに入って生き様を見直しながら日々、雑感したことを書き連ねます。

エトルリアの古墳は世界文化遺産

紀元前9世紀の頃に、イタリアに居住し始めた当時から信仰心が高いエトルリア人ですが、ギリシア・エジプトと交易を通して、徐々に死者に対する埋葬の方法も変化してきたようです。

当初は、火葬した骨を骨壷に入れて埋葬していたのですが、紀元前5世紀ごろからは遺体を火葬せず、そのまま埋葬する方法に変わりました。

ヴィラ・ジェエリア博物館には、タルクィニアで発見された古墳(ネクロポリス)があり、遺体の周りには装飾品を、壁には壁画を施して埋葬しています。

特にヴィラ・ジェリア博物館の壁画には、波と魚の形の模様が一面に描かれているのが特徴的です。

 

エトルリアの古墳で世界文化遺産になっているのはタルクィニアともう一つ、

チェルベデリ

 がありますが、チェルベデリにあるバンディタッチャ遺跡に行きましたので紹介しますね。

 

これが、チェルベデリにあるバンディタッチャ遺跡の地図になります。

かなり広いですが、400ha(野球場400個ぶんですね)あるそうで、そこにある古墳の数は1200あります。 

 

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バンディタッチャ古墳の地図

 

では、古墳の写真をどうぞ。

 

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ネクロポリス

この写真は現地に到着して最初に撮った写真なのですが、右下の方に見えるように光の輪が現れているのが見えますね。

普段こんな写真を撮ったことはありませんが、やはり場のエネルギーが違うのでしょうか… この後、私も光に囲まれた写真を撮ってもらいました。(多分、人生初ですね。)

 

スピリチュアル好きな方は是非、チャンスがあれば現地に赴いて、思う存分、光のエネルギーを受け取りに行ってください。

 

これらの古墳ですが、居住地区から離れたところにあり、死者はその墓地まで運ばれて埋葬されます。(ちなみに、死者と副葬品を運んできた道が轍になっているところも残っていました。)

古墳の作り方ですが、まずは岩盤をくりぬいて穴を掘っていき、中を家のような形にして掘り進めます。

そこになんと、死者の一族が全員埋葬できる数のベットを岩盤をくりぬいて作っています(家族構成よってはかなり広いです)。

 

家族のメンバーが一度に亡くなることはないので、一族の一人が亡くなった毎に土で塗り固めた入り口を再び開門して遺体を埋葬していました。

 古墳がたくさんあるので間違えたりしなかったのでしょうかね?と思ってしまいますが…

 

さて、古墳の内部ですが、部分的に写真を撮ったものを見てもわかりづらいので、このYoutubeを見て見てください。

 

www.youtube.com

 

 古墳の大まかな構造が理解できたところで、内部の写真を一枚。(ボケててごめんなさい。)

このように内部には、死者が生前に使っていたものや動物の絵が描かれたベットが石をくりぬいて作られていて、そこに遺体を安置していたようです。 

 

彩色も施されていて芸術性の高さも感じられますね。

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古墳の内部

イタリアは紀元前にも東から来たエトルリア人によってこのような素晴らしい文化が花咲いていたからこそ、ローマ帝国の文化と融合して素晴らしいものができたのだろうと考えさせられました。 

 

弥栄