エトルリア文明を知るためのオススメの場所は、ローマの日本文化会館の近くにあるヴィラ・ジェリア国立博物館です。
この博物館は、当時のローマ法王ユリウス3世が別荘として作った16世紀のルネッサンスの傑作とも言われていてミケランジェロがプロデュースしたそうです。
ちなみに、この別荘が博物館になったのは1889年とのことです。
バチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂と比較すると、とにかく人が少なく、落ち着いた雰囲気なのが最高です。
個人的に思いますが、ローマは短期間に観光地を目指して回るよりも、少し外れて静かに回ることのできる名所を見学する方が本当のイタリアを味わえるのではないかと感じました。
それは多分、ローマは本当に歴史の深い国でたくさんの名所があるからではないかと感じたからでしょう。
さて、博物館の入り口から中に入るとすぐに中庭がありますが、その景色が心が洗われるような空気の良い場所でした。
最近、忙しかったせいなのか、一日中ここで座っていたい気持ちになりました。
まずは、入り口から入って見上げたところにある天井画です。
この天井画を見ていて思い出すのは、トルコに行った時にモスクで見かける天井画(そこには人物画はありませんが)の雰囲気によく似ていました。
その、入り口の風景を反対側から撮ったのがこの写真です。
いいでしょ?
ヴィラ・ジェリア博物館の外観はここまでとして次回は博物館内部を紹介します。
弥栄