Fスタディーツアーってご存知ですか?
2011年03月11日に発生した東日本大震災。 複合災害で発生した大津波・福島原発事故の被災地となった福島県は大きな被害を受けました。
その一つのいわき市の地元のガイドの案内で、原発事故による影響によって、環境・暮らしがどのように変化し、現在の状況について話していただくツアーです。
主催は古滝屋さんです。
今日は現在についてまとめたいと思います。
東日本大震災の複合災害となる福島原発の事故収束に向けて対応拠点として使用されていましたが、2019年4月から営業再開。隣には新たにJ-Village Annexと立派な宿泊施設もできたいます。 この日は、サッカー女子日本代表の「なでしこジャパン」の強化合宿が行われており、女の子がたくさんおりました。
ちなみに施設は天然芝ピッチが8面(スタジアム含む)、人工芝ピッチが2面、全天候型練習場にプールもあります。
富岡町へ
この辺りは意外と雪があまり降ることがなく、日照時間が長いとのことで農業が盛んでしたが、現在は農作物への風評被害のため多くの耕作放棄地が発生しています。
そのため、耕作放棄地34haにメガソーラーを建設して、約1万世帯分向けの電力を発電・供給しています。
ちなみに売電収益は、一般社団法人富岡復興ソーラーを通じて、高齢者の送迎サービスなどの福祉支援や、暫時的な農業支援などの復興事業に使われるとのことです。
常磐線の完全開通
常磐線で最後まで復旧していなかった富岡駅~浪江駅間も2020年3月14日に全線運転再開に向けて準備が進んでいます。
富岡はトマトの栽培にも力を入れているので、帰りにプチトマトセットといわきの地酒「又兵衛」を堪能しました。
次回は止まった時間についてお話しします。
弥栄