ローマといえばバチカン市国。
中学生の頃、海外の短波放送を聞くこと(BCL)が流行っており当時、
「バチカンの声放送局の日本語放送」を受信することは奇跡的なことだ!
と言われ、短波放送が受信できるラジオを購入し、何度かトライしましたが、残念ながら受信することができずに今に至ってしまいました。
(経験者がいれば是非、連絡ください。)
今回は、バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂に関する話をしたいと思います。
システィーナ礼拝堂は、キリスト教世界で最も意義深い場所の一つであると言われています。
バチカン法王は一度就任すると、終身制なのですが、なんと、次の法王を決めるときは選挙が行われ、その選挙はシスティーナ礼拝堂にて行われるのです。
しかも選挙期間中、関係者は一切、外部と遮断されるので一般客は一切、内部を見学することはできないとのことで、政治的にも重要な礼拝堂なのです。
今回は、そのシスティーナ礼拝堂に行ってきました。
まず、ローマ市内からバスでバチカンに向かいますが、周りはとにかく城壁ばかりです。
ローマ市内にも城壁が張り巡らされているのですが、バチカンとローマの間にも二つを分ける城壁があります。
その一部が…
こうした城壁がバチカン市国をぐるっと囲んでいます。(厳密にはテベレ川に面したところにはありませんが。)
なんとなく進撃の巨人に出てくる城壁を想像してしまいました。
ところでバチカンの国旗ってご存知ですか?
国旗には二つの鍵が書かれていますが、この鍵は「金・銀の鍵」で、キリストが聖ペトロに与えたいわゆるキリストの代理という意味の天国への鍵を指しています。 ローマ市内でもいくつかの建物に2つの鍵が描かれた紋章がありますが、こうした建物は必ずといっていいほどバチカンと関係があるそうです。
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次回はシスティーナ礼拝堂について。
弥栄