REIWAに「弥栄!」

    1部上場企業のサラリーマンとして平成から令和の37年間勤務・・・ これからは生き様を見直しながら日々、雑感したことを書き連ねます。

重蔵神社と輪島前神社の古代復旧

今日は2023年10月にいった輪島前神社と重蔵神社です。

どちらもかなり古くからあった神社ですね。

輪島前神社(わじまさきじんじゃ)

石川県神社庁によれば、輪島前神社は創祀年代不詳です。

もともとは少彦名神(すくなひこなのかみ)を祀っていました。

現在の祭神は、

  • 少彦名神
  • 菅原道真
  • 伊弉冉尊
  • 大山咋神

の4柱となっています。

特に少彦名神は、医薬・治病だけでなく、国土開拓、航海、酒造、交易などとも関係する神であり、海に突き出した土地に古くから祀られていたことを考えると、海上交通・港・交易と結びついた古い土地神の可能性を見る必要があります。

特に、少彦名神は海からやってきて大国主を助けながら地域を発展させてきたことは古事記では有名な話ですね。

また、生まれてすぐに海に流された蛭子社が祀られている事から、海路を頻繁に行き来している状況が伺えます。

拝殿の裏に回ると本殿の入り口がないのは珍しい。

何かが封印されているのでしょうか?

一説にはクシナダヒメという話がありますが・・・

なんとなく寺の風情があります



一方、輪島前神社の近くにあるのが重蔵神社です。

重蔵神社

現在の主祭神は、

  • 天冬衣命(あめのふゆきぬのみこと)
  • 大国主命(おおくにぬしのみこと)

です。

大国主は輪島前神社の少彦名と繋がりますね。

天冬衣命は、大国主命の父神とされる神です。

 大国主命は

出雲系の系譜を持っていますので、能登の古代史を考えると

能登半島には古代から日本海を通じた人・物・文化の交流があり

日本海を介して北陸と出雲を結ぶ古い信仰

があったのではないでしょうか?

 

重蔵神社が、

郡・地域・港湾集落全体を統合する中心的祭祀

だったとすれば、

輪島前神社は、

海に直接接する輪島崎の漁撈・船・海上安全に密着した祭祀

だった可能性があります。

 

先の地震で重蔵神社・輪島前神社もかなり影響を受けたと聞いています。

古代から残されてきている歴史・文化を継承していくためにも1日も早いの復旧を願います。