ご無沙汰しております。
古事記ストーリーの続きです。
アマノミナカヌシ、タカミムスヒノカミ、カミムスヒノカミが身を隠した後の話です。
宇宙はできたばかりで水に浮いた脂のようで漂っていたようですが、そこからどんどん成長しいくわけですが・・・
その働きをする神が、
ウマシアシカビヒコジ・・・
この名前、「葦が見事に成長する姿」を表しているように聞こえませんか?
小学生に読み聞かせをすると、この長ったらしい名前(ごめんなさい)をすぐ覚えて走り回る子がいるとか。
やはり感受性の高い子を元気にする力があるのでしょうか?
これが俗にいう「ビッグバン」の後の宇宙の成長にも思えますね。
小名木善行先生のブログによると・・・
小名木先生によると、
「万物のはじまりのときに、最初にあらわれた神様は、とにもかくにも明るくて元気いっぱいの中から生まれたのだ。」
だったら、困ったときには原点に帰る。
その原点というのは、笑顔で活発で、明るくて元気いっぱいの姿です。
はじめに混沌があり、その混沌の中に若い葦の芽のような活き活きとした萌芽が生まれ、そこから新しい社会秩序が生まれてほしいと期待しているのが、先ほどの「ウマシアシカビヒコジ」と叫びながら駆け回る子のように現代の人々ということになるのでしょうか。
ちなみにこの後、膨張していく宇宙を形作っていくのですが、それを表現した神が・・・
アマノトコタチ
ですね。
私の場合は今日も「弥栄」と掛け声をかけながら一杯飲むのが原点に帰る習慣かもしれません。