REIWAに「弥栄!」

    平成の30年間、サラリーマンとして仕事に生きてきました。 REIWAに入って生き様を見直しながら日々、雑感したことを書き連ねます。

布良崎(めらさき)神社  〜本当の神輿を発見〜

御由緒には、

主祭神天富命(あまのとみのみこと)を祀り、後に素戔嗚尊金山彦を合祀し、安房神社の前殿(下社)となる。

御祭神天富命は、5世紀、神武天皇の勅命を奉じて沃土を東方に求むべく天太玉命の御霊と四国の忌部氏を率いて紀伊半島伊豆半島を経由しこの房総の地、布良の駒ヶ崎に上陸した。祖神、天太玉命男神山(安房神社御祭神)に安置し、后神天比理刀羊命(洲宮神社御祭神)を女神山に安置し、漸次開拓の歩を進められ北上し特に麻・穀の播殖を奨励し、精錬技術に優れ建築並みに漁業の技術を指導され、衣食住の神として崇敬される。

 

ここで言っている「金山」の意味は、石や岩を切り裂き人たちのことを指しているそうですが、そうだとすると前回の下立松原神社の入り口に削られていた岸壁の洞窟の意味もよくわかりますね。

次に駒ヶ崎はペガサスのことで、八岐大蛇・九尾の狐を退治した神聖なものを指していますが、これは天富命が、技術集団を引き連れて阿波⇨紀伊半島伊豆半島を経由して布良崎神社方面へ。 布良崎神社から見ると、船団は富士山からまっすぐ船でやって来て上陸、山を登ってきた場所に神社を建てた場所がこの地という事になります。

また、布良というのは女性のこと言っていて、その布は十種神宝のうちの一つの布のことを指しており、この布を四国から持ってきたのではないかといわれています。

f:id:syuzoku_524:20211228230903j:plain

布良崎神社から富士山を望む

写真では見にくいかもしれませんが、写真の鳥居の真ん中、電線にかぶったあたりになりますが富士山がはっきり見えました!

 

f:id:syuzoku_524:20211228231234j:plain

本殿ですが、鰹木が7本(男神)、千木が水平に切ってある(女神)を祀っている形になっているのは、天富命主祭神という事にしていますが、神社名が「布良」ということで女性を祀っている部分があるのでしょうね。

また、千木の下から棒が4本づつ伸びていますが、滅多に見かけることはありませんが、これは船のオールを指しているようです。

 

たまたま、運よく神輿を見せていただきました。

ガラスに反射していて見づらいですが、

神輿に鳥居があることで神様をお乗せする台座になっている

・その上にがついていて、神輿で回った場所を祓い清めている

f:id:syuzoku_524:20211228231838j:plain

鳥居&鈴つきのお神輿

ということで、昔からある本来の神輿を見せていただくことができました。

でも、こんな片田舎に立派な神輿があるとは驚きでした・・・

布良崎神社・・・

なかなか見応えがありますよ。

 

弥栄