REIWAに「弥栄!」

    平成の30年間、サラリーマンとして仕事に生きてきました。 REIWAに入って生き様を見直しながら日々、雑感したことを書き連ねます。

氣多大社 〜幸娘に会いに行こう!〜

今日は、能登國一之宮 氣多大社です。

 

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気多大社

由緒によると

当大社の御祭神は、大国主神(又の名を大巳貴命)と申し、能登の地を開いた大神と仰がれています。創立年代は第10代崇神天皇の御代と伝えられ、延喜の制では名神大社に列しています。

この神社の本殿の奥には神木の杜、通称「入らずの森」と言われ、その広さは気多大社よりも大きくなっています。

本殿の奥に大きな杜あるということからも、崇神天皇の代よりもっと古くから信仰されていたのでしょうね。

神社の写真はH Pに任せるとして

keta.jp

参拝をして右側から出ようとしたところに「入らずの森」への入り口がありますが、入山禁止になっていました。

その横にあるのが「太玉神社」です。 なぜかHPには載っていませんね・・・

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太玉神社

 

 

この神社は「入らずの森」の端っこの一部にあるような感じでしたので、ここを参拝すると杜の氣の力を授かることができるかもしれませんね。

お社の前に立つと、気持ちが凛とする神社でした。

 

皆さんに良い氣が宿りますように・・・

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今回の参拝ですが・・・

鳥居をくぐると、巫女さんが近寄ってきて「お時間ありましたら当神社の説明をさせてほしい。」と声をかけられて、とても愛想がよかったのですが、勘違いした私は、「これが地方に若者を残すための方策なのか・・」と思い、地域貢献の観点(ただ、女性に弱いから??)からお守りも買いました。

 

帰ってから理由を調べてみるとこんなことがわかりました・・・

・・・

気多大社では、毎年、「幸娘」というお正月だけ奉仕する巫女を一般から募集している。

最初に始めた頃には、『CanCam』に広告を掲載し100 人を募集したところ、約 800 人の応 募があったという。その後、地元の応募が多くなり、地元で 50 人、県外 50 人募集へ変更 、さらに 2010 年度の募集は県外を 30 人に減らし、地元を 70 人にしたという。

県外からの応募が増えると、無関心であった地元の応募が増えるというまさに地方の「原点回帰現象」が起こったようですね。

最初は、素人ということもあって、大社側もご奉仕の内容に気をつかっていたそうだが、 幸娘を体験した人たちにアンケートをとると、「もっと厳しくして欲しい」という声が多かったようで、神社側も翌年から凍える寒さの中で日本海で行う「禊」を入 れるようにしたと言う。

幸娘への応募の動機には、様々あるが、自分が海外に行って日本の文化や宗教について 聞かれてもほとんど答えらず、日本の歴史に対する無知に気づき、歴史や宗教、文化を学 ぶために来る学生も多いそうだ。

 

海外に行って日本の文化や宗教を語ることのできる女性(男性も)をもっともっと増やしていくことがこれからの日本には大切で、こうした日本の文化の伝承が雛形となって「世界平和」につながっていくことを楽しみにしています。

 

弥栄