久しぶりの更新となります。
なぜ間が空いたかの理由は後からわかると思いますが、
夏休みの思い出にサバイバル研修に行ってきました。
どんな研修かって?
映画サバイバルフィールドより
こんなにシリアスなものではありませんでしたよ。
状況設定としては・・・
山歩きをしている最中に急遽、大地震が発生、津波の可能性があるので山中に設営された避難所にて全員待機、そこで避難所生活を始めるという設定です。
研修内容は、男女のメンバーが合計20名が集い、山中の避難所に避難、
・避難所の電気はストップ
・携帯電話も不通
という環境下で、与えられた食料・資材を使って避難者20名が共同生活を行うというものでした。
幸い山奥で、近くに川があることから水には困らない環境であったので、水汲みの大変さは軽減されましたが、
まず参加者が集まって早急にやらなくてはならないことをリストアップして、
これらの準備を夜が来る前に(だって真っ暗になるんですよ!)完了させるために参加者全員が手分けをして作業に取り組んで行かねばなりません。
ちなみに初日の夕方までにやったこと。
1.火を起こして非常食を食べられるようにする
2.ドラム缶風呂を沸かす
3.簡易トイレの設営
の3つとなりますが、非常食にせよ簡易トイレにせよ実際に使ったことがない我々にとってはかなり新鮮な作業となりました。
元自衛官の指導の方がおっしゃっていましたが、多くの人たちが避難所で長期間にわたって共同生活するにあたって必要なことは、
「避難所のメンバーひとりひとりが何かしら役割を持って周りの人に何か貢献しようと行動する」
ように全員に役割を持ってもらうことだそうです。
とにかく、避難先では自身の家・家族の安否等、心配なことが多くて思い悩んでしまう被災者が多い中、今の自分が役割と持って周りに人に貢献できている状況を作り続けていくことが避難所生活をより明るいもの・生活しがいのあるものにする鍵となるそうです。
できれば経験しないことが良いと思いますが、万が一こうした状況に陥った際には一人一人がリーダーとして周りの人を励ましながら避難所での生活を盛り立てていきたいものです。
非常食・ドラム缶風呂・簡易トイレについては次回に続きます。
弥栄