和歌山の橋本にある「ゆの里」に行ってきました。
ゆの里は名前の通り温泉です。
今回は2度目なので、リピート客ということになりますかね。
実は初めて行った時に、社長からゆの里に関するお話を聞かせていただきましたが、そのお話だけでも聞く価値があると思います。
その名も
重岡昌吾社長による
『お水のお話会 inゆの里』
ということで、ゆの里で定期的に開催されています。
その中で私が聞かせていただいたお話会で特に内容で印象に残っていることは、
ここには3本の井戸があり、そこから湧き出る水は全く違った性質をもつ水で、
その名も
「金水」
「銀水」
「胴水」
と呼ばれています。
これらのお互いに性質の違った水は、水の「クラスター」が違っているところだそうです。
クラスターと聞くとコロナ感染者増大!
なんていう方もおられるかもしれませんが、
クラスター(cluster)とは英語で「房(ふさ)」を意味し、葡萄のように個別のものがいくつか集まって作る集団を指します。
要するに、一部屋に集団で固まっていると、そこにいる人たち全てがコロナに感染すると「クラスターということなのでしょうね。
この集まる力が、
1.血縁関係(家族など)
2.職場
3.飲食店
4.映画館
などなど・・・
水の場合は、「水素結合」という分子間相互作用だそうです。
コップ一杯の水の中にあるたくさんの水の分子が、血縁関係・職場・飲食店・映画館のように意図して集まっていないので、簡単に1+1が2にならないようで、液体の水の中で水分子同士がどのように水素結合を作って互いに結ばれているかは、未だに議論の的です。
日々、飲んでいるものなのに、「未だ議論の的」だとは面白いですね。
重岡社長によると、この金水・銀水・銅水はある目的を持ったクラスターの集まりでできた水だということです。
「金水」:3−5分子の水で、情報を届けやすくする
「銀水」:解毒の水 自分自身を認識する
「胴水」:手放す水 お互いをつなぐ
これらの水が、上手に組み合わさってお互いの長所を伸ばしていくことで、これから大きく変化していく世の中でなんらかの大きな貢献をしていくのではないか、それを見届けるために活動しているとのことでした。
まだ、私の頭では完全に理解できていないのですが・・・
海外の研究者たちが、この不思議な水について研究するために、海外から訪れていることを聞いて再び驚きました。
その名も「アクアフォトミクス」(水と光の相互作用に関する知識の体系化)と言います。
こうした最先端の学問を研究する施設を新たに建設し、研究を進めています。
ついでに、
この温泉は、高野山の麓に位置していて、特に「ゆの里」のあるあたりの地名は「神野々」(このの)という名前の土地です。
昔、この辺りは神社があったそうですが、火事で全焼してしまい、長い間、更地の状態だったそうですが、その更地に井戸を掘って出てきた「金水」を使って温泉施設を立ち上げたそうです。
さて、この金水を使ったお酒もあります・・・ しかも清酒とどぶろくの2種類!
どぶろくはまだ冷蔵庫にありますので、後ほどのお楽しみですが、今晩は・・・
この清酒「天の舞」を堪能しました。
どぶろくと清酒を4合瓶で持ち帰ると重いので「天の舞」は300mlを買いましたが、あっという間に蒸発(ではなく、私の胃の中に・・・)してしまいました。
美味しいお酒を飲みたい方、温泉を楽しみたい方、(宿泊も可能)、水の不思議を体験したい方は是非一度、訪れてみたくださいな。
弥栄