最近、西宮から六甲にかけて神社巡りをしたのでシリーズでお話ししていきますね。
今日は兵庫県の六甲山にある六甲山神社の話です。
六甲山の由来ですが、当時は今の大阪は全て海だった時代には、都から西を見ると海の向こう側に兜のような形をした山がありました。
そこで「都のむこうにある山」ということで
「むこやま」
ちなみに「むこやま」の形が兜に似ているので、戦いに勝てるように山頂に兜を埋めたという言い伝えがあるので、一時は「武庫山」という感じを当てて読んでいた時代もあるようです。
この兜がカブトムシに似ているということになったかどうかはわかりませんが、て武庫山が変形して「六甲山(むこやま)」となり、明治に入って六甲山(ろっこうさん)と呼ばれるようになったようです。
阪神タイガースの球団歌である「六甲おろし」も昔なら「むこやまおろし」となっていたかもしれません・・・
さて、六甲山神社ですが、
俗に「石の宝殿」と呼ばれており、西宮にある廣田神社の奥宮と言われています。
今回は2度目の参拝でしたが、ラッキーなことに月次祭のタイミングだったので、多くの人が集まっていて賑やかでした。
ちなみに前回、参拝したのは、昨年の秋のことでした。
笹の生い茂る細道を「マムシに注意」と書かれた看板を横目に、拾った木の棒で笹を叩きながら一歩一歩恐る恐るの山登りで、なんとか神社まで到達することができました。
やっと到着した六甲山神社で御朱印をいただこうとお願いしたのですが、「御朱印は出していない」と断られました。
しかしながら、今回は月次祭だったからでしょうか簡単にゲットすることができました。
この神社から5分ほど山を下ると
大きな磐座があります・・・
大きすぎて全体が写せないので一部となってすいません。
六甲山の山道を歩いていると、そこらじゅうに巨石があり、しかも岩と岩との間隔が隙間なくみっちりと積み上げられています。
誰かが組み合わせてのでないかと思うぐらいに積み上げられているように見えるのですが、本当に不思議ですね。
この磐座の下で磐座を支えているようにある石がこんな感じです。
なんか巨石が磁石で吸い寄せられて集まっているようですね。
六甲山神社から別の道になりますが、少し下って行くと不動尊があり、そこからは清水が湧き出しています。
この不動尊もふくめて神社の紙垂(しで)の形ですが、とても変わっています。
普通は⬇︎のような形ですものね。
では、次回は六甲比売神社です。
弥栄