REIWAに「弥栄!」

    平成の30年間、サラリーマンとして仕事に生きてきました。 REIWAに入って生き様を見直しながら日々、雑感したことを書き連ねます。

瀬織津姫について思うこと 〜そろそろ世直しの時代に?〜

今日は瀬織津姫についてです。

(イラスト転載 瑠璃さん)

 

瀬織津姫は、

水の神様

滝の神様

龍の神様

と言われていますが、記紀古事記日本書紀)に名前はでてきません。

 

瀬織津姫

大祓祝詞には出てくる

祓戸四柱神の一人です

 

大祓祝詞・・・ 

大祓祝詞って本当にありがたい祝詞だと思っています。

そのストーリーとは、

 

祝詞の前半で、世の中にある全ての罪・穢れを全部集めてきて・・・

 

祓い清められた全ての罪は、山の頂から勢いよく流れ落ちて

渓流にいる瀬織津比売が大海原に持ち去る。

今度は人が近づけないほどの大海原の沖の多くの潮流が渦巻く

あたりにる速開津比売(ハヤアキツヒメという勇ましい女神が、

その罪をガブガブと呑み込んでしまわれる。

速開津比売によって呑み込まれた罪は、今度は海底にあって

根の国・底の国へ通じる門(気吹戸)を司る気吹戸主(イブキドヌシ)

根の国・底の国(黄泉の国)に気吹によってフゥーっと息吹いて

地底の国に吹き払う。

気吹戸主によって吹き払われた罪は、根の国・底の国にいる

速佐須良比売(ハヤサスラヒメ)がことごとく受け取って、

どことも知れない場所へ持ち去って封じてくださるだろう。

 

このように、あらゆる罪穢をすっかり消滅させて浄化して

くださるので、この世界に罪という罪は一切ありません。

このようにいたしますので、私どもが『祓え給え清め給え』

と申し上げる(祓の神事をおこなう)ことを、よくよくお聞き届けくださり、

どうかお力をお授けくださいますようにと、慎んで申し上げます。

 

という内容です。

 

ということは、『祓え給え清め給え』と申し上げて神事を行うことで、世の中の罪が全て祓われるというありがたい祝詞なのです。

 

瀬織津姫は大祓祝詞のカギになるような部分に出てくるにもかかわらず、古事記日本書紀には出てこない・・・

 

 

ということは、

 

大祓祝詞は、もっと昔(縄文時代?)から存在していて、何らかの理由があって古事記の編纂の時に封印された。

 のでしょうね

そのため、全国の神社で瀬織津姫が祀られている数は少ないということにつながります。

 

山水治夫さん著作の

「あなたにも奇跡が起こる 瀬織津姫神社めぐり 姫旅しませんか?」

という本には、

 

全国の瀬織津姫の神社一覧が記載されていますので興味のある方は参考にしてみてください。

(↓はその本の第2弾バージョンです。)

あなたも神様に愛される 瀬織津姫神社めぐり2 姫旅しませんか?

あなたも神様に愛される 瀬織津姫神社めぐり2 姫旅しませんか?

  • 作者:山水 治夫
  • 発売日: 2018/12/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 また、瀬織津姫偽書と言われるホツマツタエには出てきています。

ホツマツタエによると何とアマテラスは男性神とされていて・・・

 

伊邪那岐伊邪那美には4人の子がおり、長女がワカヒメ、長男がアマテラス(アマテル神)、次男がツクヨミ、三男がスサノオで、長男のアマテラスの妃の一人が瀬織津姫である

後にアマテラスが瀬織津姫を正妻として「内宮」に迎え入れたので、瀬織津姫は「向津姫」(ムカツヒメ)となる。

とあります。

 

という意味では、瀬織津姫は、3貴紳とは別に独立している存在で3貴神(3兄弟)が喧嘩しないように、上手に操る役割だったのかもしれません。

 

江戸時代の幕府の体制もこうした考えに基づいて構成されていたのかもしれません・・・

 

江戸初期に御三家といえば、徳川宗家に尾張徳川家紀伊徳川家の事で、水戸家は含まれていませんでした。

将軍の後嗣が途絶えた場合も、後継者を出すのは、尾張家か紀伊家というのが通例でしたが、実際に御三家とみなされていなかった水戸家出身で徳川将軍となったのは、幕末の動乱期に将軍となった15代将軍の徳川慶喜のみでした。

 

ここで、武家の政権が終了して、明治時代がスタートします。

これって御三家(三貴神)がうまく回るように近くで上手に操っていた水戸家(瀬織津姫)が徳川御三家(日本)のピンチの際に助けを出す・・・

ということだったのではないかと思います。

 

 

瀬織津姫が話題に出るようになったのはここ最近かと思いますが、徳川幕府終焉の時代と重ね合わせていくと、近いうちに日本のピンチを救うような瀬織津姫のような役割を持った人物が出てくるかもしれませんね。

何と言っても世の中は相事象、歴史は繰り返しますから・・・

 

長文、お読みいただきありがとうございました

 

弥栄