ずっとイタリアネタでしたが、今回は趣向を変えて。
最近、このマーク流行ってますよね。
どうも10月1日に8%から10%に上げた消費税が還付されるらしい。
一時ニュースでもやってましたが、テレビはほとんど見ていないので、あまり理解していませんでした。
あの、経済産業省からなんと、「消費者の皆様へ」(ということは全ての国民は対象になっているってことですよね。)と称して、こんなHPが出ています。
消費税とは、国民に消費させないための税金(なぜなら、ものを購入すると税金を取られる。)なので、経済成長をさせないための方策にしか思えないので、個人的にはやめるべきだと思っています。
過去に消費税に関する記事を書きましたが、
このCashlessの制度の導入は、軽減税率と合わせて本当にメチャクチャな制度ですね。
そもそもの説明では、消費税増税に伴って国民の収入が6.6兆円減少すると想定しているうちの「2兆円をこのポイント還元で国民に還元する。」というのをベースにして予算を立てているようです。
ここまでのストーリーなら許されますがなんと、この制度は「来年の6月に終了」するのです・・・
ということは、消費税増税の本格的なインパクトが現れるのを来年の7月に引き伸ばしただけではないでしょうか?
更に、このルール作りが酷い!(わかりにくいという意味で)
まず、軽減税率が導入されことはご存知ですよね?
ざっくりいうと、食料品で持ち帰ったものと宅配の新聞は8%に据え置きですね。
(なんで新聞が対象になるのかよくわかりませんが、理由が分かる方、教えていただけるとありがたいです。)
ということは、まず最初に減税の対象となるのは、
軽減税率適用の商品で、対象は持ち帰りの食料品、宅配の新聞(8%で据え置き)となります。
次に、キャッシュレスを使う場合は、店舗によって対象となる税率が変わります。
大手小売店、例えば百貨店でものを買う場合は、キャッシュレス決済をしても還元の対象外です。(でも持ち帰り食品は8%ですよ。)
フランチャイズ店、例えばコンビニ、ガソリンスタンドで買い物をしてキャッシュレスで買うと2%還元となります。 現金だと還元なし。
普通の小売店の場合わけがわからなくて…
経産省に登録したら5%還元されるんです。
つまり登録された小売店でキャシュレスで買い物をすると、(10−5)%=5%となります。
しかも先ほど紹介したHPを見るとその登録店を確認することができるんです。
ということは、
登録された小売店でキャッシュレスサービスを利用して、持ち帰りの品(例えば惣菜の持ち帰りのケース)を購入した場合は、消費税はまず、「8%に据え置き」でそこから5%引きなので3%となります。
ということは、今の価格よりも5%やすくなるはずです!!
さぁ、皆さん、行きつけの店にはキャシュレス登録するように進めて、ご自身もキャシュレス決済に登録してキャッシュレス決済を進めましょう。
しかし、注意事項が一点!
この制度は来年6月末で終了です。
そのあとはこの cashlessのインフラを支払い続けることになるクレジット会社が儲かる仕組みなので、もし、この仕組みをクレジット会社が意図的に作り出しているならば我々の対抗策として、消費者は、来年の7月以降は現金決済に切り替えるのも一つの対策かと思うのですがいかがでしょうか?
個人的には現金よりもキャッシュレスの方がポイントが貯まるとか安くなるというのは不思議な感じがするのですがいかがでしょうか?
今日は持ち帰りの惣菜を晩酌で、消費税2%分をセーブしたいと思います。
弥栄