REIWAに「弥栄!」

    平成の30年間、サラリーマンとして仕事に生きてきました。 REIWAに入って生き様を見直しながら日々、雑感したことを書き連ねます。

大宮氷川神社 〜神仏分離の歴史を感じる〜

大宮氷川神社を参拝しました。

musashiichinomiya-hikawa.or.jp

何度か参拝はしたことがあるのですが、今回は一の鳥居まで始めて行きました。 大宮氷川神社の参道は概ね2KMで日本一長いのです。

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一の鳥居脇の石碑

この写真が一の鳥居の写真ですが、なにか気になるところがありませんか?

この石碑は享保7年(1722年)に造立されたもので江戸時代の書家、佐々木文山が揮毫した文字が大書されています。

よく見ると、左下の文字が削り取られていますね。

これは明治維新神仏分離の際に正観音を表す文字が刻まれていたものを削り取ったそうです。これは、明治政府が徳川政権時代には神社を神仏習合で祀っていたものを、神社と寺に分けようとした名残ですね。

 

さて、大宮氷川神社ですが、社記によれば第五代孝昭天皇の御代三年四月未の日の創建と伝えられています。 一般的に、孝昭天皇の即位した時期が紀元前475年と云われているので、およそ2400年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。 日本の歴史の奥深さを感じますね。

その後、聖武天皇の時に武蔵一宮と定められました。

武家政権に移った後にも鎌倉、足利、徳川の各将軍家は相次いで尊仰していたとのことです。

明治に入ってからは明治天皇が3度、御行幸されており、今では勅祭の社16社の一つとして鎮座しています。

 

三の鳥居をくぐり、本殿に向かって行くと左側に蛇の池がありますが、この池はコンコンと湧き出る湧き水が溜まってできた池で、昔は近くに大きな湖沼(そのあたりの地名は見沼と呼ばれています)があったことから、そこを起点に神社が創建されて今に至っていると考えられています。

そういう意味では氷川神社を参拝される際にはぜひ、蛇の池に寄ってください。

スタンプラリーもやってるので是非、大宮氷川神社に参拝する際には集めてみてください。(全部揃えるといいものがもらえるかもしれませんよ。)

参拝の後は、参道の脇にある団子屋でまったりするのも良いですが、今回は地ビールの店を紹介します。 ぜひ町おこしにご協力を!

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